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タグ: ベアボーン

自宅のマシンにESXiをインストールする

ハードウェアについて

ハードウェアは前回購入してたものを使用

作り方としては、下記のYoutube動画が参考になる

ESXiのインストールイメージのダウンロード

下記のVMware公式サイトから、vSphere 8の評価版をインストールすることにした。(後々vSphere Clientも使用したいため)

https://www.vmware.com/jp/try-vmware.html

2023/3/22時点でESXi 7の無償版が公開されているため、無償で使いたい人はこちらを利用するのもいいかもしれない

https://customerconnect.vmware.com/jp/evalcenter?p=free-esxi7

ESXiインストールイメージをUSBに書き込む

下記のサイトからRufsというインストールUSB作成ツールをダウンロードし、8GB程度のUSBメモリにESXiインストールイメージを書き込む

https://rufus.ie/ja/

ESXiのインストール

インストールは画面の指示通りに進めていけば簡単に…とはいかなかった

CPUが12世代であることから、PコアとEコアに分かれていることによりパープルスクリーンが出た

調べてみるとUSBの起動パラメータを変更することでインストールができた。

USBのefi/boot/boot.cfgファイルをメモ帳で開き、下記のパラメータを変更した

kernelopt=runweasel cdromBoot

kernelopt=runweasel cdromBoot cpuUniformityHardCheckPanic=FALSE

保存したUSBをESXiをインストールするマシンに接続し、USBでブート。今度は画面の指示通りで上手くいった。

ESXi起動パラメータ変更

インストールイメージのパラメータを変更したが、インストール後のESXiのパラメータは変更されていないため、インストール後のESXi起動時にパラメータを修正する必要がある。

ESXiをインストールしたマシンでESXi起動画面にてShift + Oで起動パラメータを末尾に追加する。

cpuUniformityHardCheckPanic=FALSE

これで、ESXiが起動するはずである

起動パラメータの恒久的な設定変更

上記の設定では、マシンが再起動するたびに起動パラメータを変更する必要があるため、ESXi設定にパラメータ変更を加える必要がある。

ESXi画面からSSHを有効にし、クライアント端末からSSH接続を行い下記のコマンドでパラメータ変更を行う。

確認コマンド

esxcli system settings kernel list -o cpuUniformityHardCheckPanic

設定変更コマンド

esxcli system settings kernel set -s cpuUniformityHardCheckPanic -v FALSE

再度確認する

esxcli system settings kernel list -o cpuUniformityHardCheckPanic

これで、再起動後もパープルスクリーンにならず起動するはず。

参考サイト様

自宅にESXi環境を構築するために購入するマシンを検討する

購入を検討するマシン

購入するマシンの要件

CPU複数台動かしたいので性能が良い方が良い
メモリ複数台動かしたいので多めがいい
ディスク仮想ディスク(.vmdkファイル)はNASに保存するため、ディスクサイズは少なめでもよい
ESXiの起動を早めるためSSDを検討
ネットワークルータが最大1GbEなので1GbE以上出ること
マシンの物理的な大きさ小さい方が良い

購入するマシン

CPUIntel Core i9 12900 BOX67,980
CPUクーラーNoctua NH-L9i-17xx chromax.black, 92mm ロープロファイル CPUクーラー (ブラック)7,343
メモリCORSAIR DDR4-3600MHz デスクトップPC用 メモリ
Vengeance LPX シリーズ 64GB [32GB × 2枚] × 2組(128GB)
CMK64GX4M2D3600C18
63,190
ディスクSamsung 970EVO Plus MZ-V7S250B/IT (250GB)4,780
ネットワークマザーボード付属のものを利用
マシン本体ASRock DESKMEET B660/B/BB/BOX/JP
(LGA1700対応 ベアボーンキット)
34,580
金額合計177,873

中々の金額になってしまったが、妥協せずにこのスペックで作っていこうと思う。なお、このスペックをフルに使うことはあるかどうかは不明。